加工場案内

あらたに「三津加工場」の近隣に「新加工場」を立てました!

挨拶

嶋矢水産では鮮魚の仕入と加工機能を強化する為に、現在の三津の加工場に移設し、商品開発と販路拡大にも注力して参りました。
お蔭様で、今では多くのお取引先様から、過大なるご支持と信頼を頂き、成長を遂げて参りました。
最近では、上場企業様からのご注文も頂ける様になり、加工品の取引も順調に増えています。
全国からのお問い合わせも増えるようになり、商品の鮮度や美味しさだけではなく、高い品質を頂けるようになり、わが社としても、衛生管理体制の構築にも本格的に対応するようになっております。
そこで、今年はこれからの事業拡大を見据え、新たにHACCP対応を目指した衛生的な加工場の建設に着手致しました。それが2016年2月度より本格的に稼動する「嶋矢水産 三津加工センター」です。
新しい三津加工センターでは、下処理室、加工室、包装室、出荷室と、商品の下処理から出荷までの一連の製造過程に沿って、各作業場を明確に区分するように致しました。
これにより、今まで以上に鮮度にこだわり、お取引様も安心して利用して頂ける製品を出荷する体制が整いました。
これかも瀬戸内海を中心とした、産地の美味しい鮮魚や水産加工品を、高鮮度で出荷して参ります。今まで以上に進化する「嶋矢水産」にご期待下さい。

施設紹介

エアシャワー

加工場に入場する際には、加工場内に細かな異物が混入しないように、エアシャワーによりユニフォームに付着した細かな異物を取り除きます。
エアシャワー室は、完全閉鎖式のスタイルを採用しており、外部からの入室のみのワンンウェイコントロール式になっています。
作業場に入室する際、エアシャワー室に入室すると同時に入室側の塞を閉じ、エアシャワーが一気にスタートします。
一定時間のシャワーを浴びるまでは加工場側の扉は解錠されない為、十分に衣類に付着した異物も除去されます。

電気水設備の導入

新加工場では商品加工時に使用する水を電解水により、処理を行っております。加工場で商品化する多くの商品が「刺身」や「生食用」での提供が多い為、鮮魚を洗浄、処理する間の洗浄水にも異物が混入しない体制で商品化に取り組んでいます。
加工場内での作業中で、使用する水については、殺菌効果のある「電解水」を利用して、安心して、美味しい鮮魚を生食で食べることができるように取り組んでいます。

衛生的な環境での、ベテラン職人による手さばきによる丁寧な商品化

嶋矢水産の多くの加工は、ベテラン職人の丁寧な手切作業によって商品化されます。
鮮魚加工に携わり10年以上の職人が、1尾づつ商品の魚体や特徴を確認しながら、その大きさや身質にあった形でさばいております。
その為、商品の歩留り比率も非常に高く、身質や切り口も非常に見栄えの良いものに仕上がります。 大量注文時には、一定品質を保ち、お約束の期限までに納品する為、最新のフィレーカッターやスキンレスマシーンで加工する時もありますが、多くの商品を手切加工ですることで、良質な商品を、品質の高い形でお届け出来るように取り組んでおります。

高速真空包装機による鮮度の維持

嶋矢水産では、衛生面のゆき届いた加工場内で製品化した商品を素早くお客様にお届けする為、高速真空包装機を導入しております。
生鮮食品は時間の経過とともに、一般的には鮮度が落ちます。
丁寧に加工した商品も、最後の製品化までに多くの時間を費やしし過ぎると、「水揚げ直後の美味しさ」もお届けすることが出来ません。
その為、商品化の最後の工程でもあり、包装の工程においても、極力、時間を掛けずに素早く包装し、より良い状態でお客様のもとに出荷できるように取り組んでいます。

金属探知機

年々、高まりつつある消費者からの「食品安全性への対応」商品加工時にはベテラン職人の目視と触手によって、異物混入の除去と品質のチェックに取り組んでいます。
しかしながら、細心の注意を払い、丁寧な商品化に取り組んでいても、絶対に異物が混入しないという保障はないと考えております。
弊社でも、お客様に「安心して、美味しい魚を食していただく」ため、商品出荷前の工程では金属探知機を使い、細かな金属破片を見逃さないように取り組んでおります。
美味しい商品を、細心の注意を払って、お客様のもとにお届け出来るように取り組んでおります。

新加工場のご案内

下処理室

下処理室では当日水揚げされた鮮魚を中心に、鱗取りや内臓処理といった下処理業務を実施しています。
また、10分間に40~50尾と素早い加工処理能力のある「鱗取り機」を導入し、よりスピーディーな対応を整えています。
一部の下処理業務を機械化することで、加工時間を最小限にとどめることで、魚の鮮度を美味しさを水揚げ時の状態でお届けできるように取り組んでいます。
また、下処理室は加工室と区分することで、生食用の商品をより衛生的な環境で加工できるようになりました。

加工室

衛生的な下処理室では、下処理した鮮魚や冷凍魚を2枚下ろしから切身加工までの業務を実施します。
皮すきなどの一部の加工業務では、「スキンナー」を導入し、より加工スピードを高めることで、鮮度と品質の向上にも取り組んでいます。
また、魚を洗浄する際に使用する水についても、電解水を使うことで加工処理を行いながら滅菌処理を行っています。
加工室での商品化の工程でも「職人の技術」を活かした商品化に取り組んでいます。
魚を下ろす際も、手切加工にすることで、歩留まりの良い製品に仕上がり、お客様に商品をお届けした際も、「仕上がりが良い」「歩留まりが良い」といった評価に繋がっております。

包装室

包装室では「職人の技術」と「丁寧な取り扱いによって製品化」した商品を素早く包装します。
包装室内に設置した高速真空包装機を導入することで、より鮮度のよい状態で、お客様のもとにお届けしています。
また、金属探知機により、「異物の混入を防ぐ」ことで、お客様が安心して、購入、利用できる「商品化」にも取り組んでいます。
少量出荷に対応する為の「小分け対応」も、きちんと区分された包装室で行い、衛生的な環境の中で商品加工時にも異物が混入しない状態にして出荷できるように準備します。
包装室では加工してから最短で出荷の荷姿にセッティングする為、10分間に●●尾の真空包装が可能な機器の導入により、水揚後の鮮度を維持したままでの出荷体制に取り組んでいます。

出荷室

大型の空調機器を備え付けることで、外部からの浮遊汚染物を除去します。
出荷室を包装室と区分けすることで、温度管理と空調管理を行い、出荷室内においても、雑菌の侵入と繁殖を予防しております。
しない状態にして出荷できるように準備します。
包装室では加工してから最短で出荷の荷姿にセッティングする為、